人生
大学を辞めてから半年テレビ局で働いていた。
元々ドラマの脚本家になりたくて大学を中退したけれど今考えるとわざわざ中退する意味は全く無かった。
正社員採用してもらえたしバラエティーを2年経験すればドラマの現場で働けると言われたからとりあえず頑張ろうという気持ちは最初はあった。
具体的に書けることはあまり無いけれどとにかくADという仕事はキツかった。
もちろん寝れない帰れない日が続くことがあったが、体力よりむしろ精神が削られた。
加えて大半の時間を共にする同じチームや関わる技術スタッフの人間が自分と上の立場の2、3人の人間以外は全員女性だったので本当にツラかった。
学生時代もほとんど女子と喋らなかったような人間にとっては毎日ずっと女性しか同じ環境にいないのはストレスでしかなかった。
昼休憩も一人で過ごし他の人達で飲み会を開いたりしてたらしく完全にぼっちだった。
自分だけ連絡事項が回って来てないこともあった。
バラエティーはあくまで仕事を覚える場だと思ってこなすことに精一杯で積極的に行かなかったことも自分自身で首を絞めていた。
後から入ってきた大卒の人はバラエティーで特に自分達が担当していた番組が好きで物凄く積極的な人だったので益々上の人から「お前も頑張れ」を連呼されるようになった。
その頃通信で脚本の勉強をしていたが当然それどころじゃなくなり本末転倒になっていた。
ちょうど某メンバーの事件で局がカオス状態になっていた頃自分の精神も限界になり仕事をとんだ。
3日間電話がずっと鳴り続けガクガクしながらスタッフさんに謝罪行脚で回ったのは自業自得ながら今でも思い出すとツラい。
その後は無職が長く続き脚本の学校に通いながらバイトをしたりしなかったりで、やっと1本シナリオを書き終えて今に至る感じなのですが(急に文末を変えるな)
結局今になって大学で勉強したいことが改めて見つかったのでまた大学生に戻るつもりで卒業する頃にはアラサーになります笑
半年しかガッツリとした社会人を経験していないけれど自分自身はやっぱり甘くて精神が弱いことが分かったから今度もし社会に出る時はもっと上手くやりたいと思います。
この期に及んでオタクを続けようとしてるのは許してほしいです笑
以上自分語りでした。