おちんちん

いわゆる「俺はまだ本気出してないだけ」の状態で今年アラサーを迎えた。

自分語りをすることで自分自身を見つめ直したい。

高校生の時にテレビドラマに関わる仕事がしたいと思い浪人して大学へ行ったが、大学は楽しいけど勉強は楽しくなかった。

ならいっそ直で潜り込もうと思い大学を辞め脚本の通信講座を受けながらテレビの制作会社で働いたが、そこも女性社会に順応できず、というか自分にコミュ力が無さすぎて半年で力尽きた。

この頃特に思考回路が変な方向に回ってたので「このまま誰とも結婚することもなく子孫も残せずそして誰の記憶にも残らないのはまずい」という発想で映画のエキストラに出まくっていた。

ADをしてた頃にディレクターの意向で番組のテロップに名前が出たことがありそれがWikipediaにも載ったので、あとは自分の姿を映像として残そうと思い映画のエキストラに応募していた。

とにかく脚本家を目指すにあたり人と同じことをしていてはしょうがないと思い、それからもスカイツリーでの写真撮影やハチミツ屋のアルバイトなど珍しいと思われる場所でとにかく働いたが、物珍しさで最初は楽しいものの容量が悪く仕事自体には順応できないので途中から全然楽しくなくなってくる。

写真撮影は脚本の学校に通い始めたタイミングで辞めたのでギリそこまで無能であることがバレきらなかったと思うが、ハチミツ屋に関しては最後まで品種を覚えきれなかったしコロナ都合ということでしっかりクビになった。

珍しいと思われる場所で働くにはそれなりの能力そして努力そしてやる気が必要である。

そしてそもそも論いわゆる"普通"に働いたことがなければめずらしい仕事との対比は感じられない。

そんな当たり前のことにここ2年ほどで気付いた。

基本自分を過大評価している自覚はあるし世間知らずでバカであることを認めたくない節がある。

昨年大学から2度目の中退を経て親の反対を押し切り福岡で働き始めたが、ロクに調べもせず大した面接もなく採用されたそこでまず会社というか上司だったはずの人間に騙され、入社届を出されていないまま2ヶ月間無給で働かされた。

おそろしいほどバカである。

ちなみに自分がバカであるという前提をようやく認められたので少しは感謝しているものの、この中日本コミュニケーションという会社はいつか本気で訴えたいと思っている。

今ようやく正社員として会社で普通に働いているが全然楽しくない。

生活と趣味のために働いているが楽しくない。

せっかく金を払って勉強した脚本もコンテスト用に1年半をかけて1つ書き上げてからそれ以降全く書けていない。

小学生の時市のコンクールで入賞したことがあり中学生の時も授業で褒められた記憶があったので詩を書きコンテストに出したこともあったが、これもからっきしだった。

何かになりたいという願望だけを持ち無責任に生き続けるとこうなってしまう。

無職期間はあったものの引きこもりにならなかったことだけが幸いだ。

今こうして書いている文章も全くまとまりがないしそもそも何かを書く才能など端から無い。

20歳から24歳にかけて一生分くらいフラフラしたので1周回ってもう特にしたいことが無くなった。

ただしかしダラダラ会社で働いているのも退屈だ。

まだ何かになりたい願望はある。

承認されてこなかった人間なので誰かに承認されたい欲求がこの歳でももうパンッパンに膨れ上がっている。

今の推しメンがSHOWROOMで毎日配信をしてた頃、いつも自分のコメントで笑ってくれる度にそこを切り抜いてトータル100以上保存していたほどのとんでもないオナニー野郎である。

自慢ではないが、いや自慢だが、推しメンをかなり笑わせていた自信はあった。

先日甥っ子が生まれ何か自分にも変化が訪れるかもと期待はしたがもちろん大した変化は無い。

ヤバい叔父さんだと思われないようにはしようくらいである。

着実にヤバい叔父さんへと向かっているのだが。

オタクもいつまでも続けたいが続けたくはない。

ちなみに劇場公演にいるヤバいおじやんオタク達をTwitter上で攻撃してしまうのは自分自身がアラサーになり焦っているからなのかと振り返ってみたが、ただ単にやはり嫌いであると再認識した。

自分達のせいで若者が寄りつかない自覚は持った方がいい。

自分はもう若くないから気を付けたい。

最近あまりにモヤモヤして飲酒量も極端に増えていたので、文章上ではあれ自分語ってスッキリした。

自分で箇条書きのような形で書き出してやはり触れてはいけない感じのクズ人間だなと自覚した。

自覚はしたが多分変われない。

とにかく現状と向き合わくていけないが多分これからもアイドル観るかドラマ観るか映画観るかAV観てシコるだけだ。











おちんちん。