僕なりの愛

森見登美彦の京都学生シリーズは読んだ人は大体好きだと思います。

四畳半神話大系』はアニメもとても良かったですよね。

四畳半神話大系』と『夜は短し歩けよ乙女』はそのシリーズの中でも特に人気だと思いますが自分は『太陽の塔』が一番好きです。ちなみにTwitterとかこのブログのアイコンも『太陽の塔』の"私"です。

太陽の塔』は上の2作品と比べても相手の女性に対しての執着が桁違いかつ一度付き合ってフラれた相手である点で物凄く主人公のタチが悪いです。

ただその主人公を中心にした4人のボンクラ仲間達のグルーヴ感がたまらない。

皆大学5回生や大学院生なのに思考の行き着く先がひたすらしょうもない。

特に飾磨というキャラクターは本当に面白いですね。行動力や妄想力が桁違いです。

フワッと書きましたが、前述の2作品よりファンタジー要素というかあり得無さ度は一番低いはずなのに一番ファンタジーのようにも感じられる作品で本当に面白い話なのでとにかく読んでいただきたいです。

ちなみに自分の理想の学生生活はまさにこの作品だったのですが変わった友は3人ではなく1人しか大学では得られませんでした笑